理学療法士の独立開業で成功した人がyoutubeによくupされてるけど、あんなの一部の人だ。成功者の陰に何人も借金を抱えて開業を失敗に終わった人がいるんだろう。本当にあった失敗談やリスクが知りたい
この記事を書いている私は作業療法士から開業して3年経過した整体師です。私の開業当初の経験を語ります。
正直にお話しすると、私は何度も挫折しました。
開業を決意した理由
私は作業療法士として地域リハで働いていました。ある日、Youtubeで開業1ヶ月で90万を売り上げたPTの動画を見て、自分も成功できると考えました。
当時、私は臨床経験2年目でしたが、動画の人よりも5歳も若く、技術も経験も圧倒的に自分の方が上だと自負していました。
開業当初の状況:週末だけ開業
開業当初は副業(週末開業)という形で整体院を開業しました。しかし、お客さんは全然来ませんでした。チラシを3,000枚配布しても一件の予約も取れず、焦りと不安で押しつぶされそうになりました。
本業の給料は20万しかないのに、家賃や光熱費、チラシ代などの出費がかさみ、このままでは破産してしまうという恐怖もありました。
辛かった状況からの脱却
それでも諦めずに、毎日早朝と夜にチラシを配布し続けました。しかし、効果はすぐには出ませんでした。汗だくでメイクも落ち、着ていた下着は絞れるくらいびしょびしょになりました。ご飯の時間も惜しいので、朝晩はプロテインドリンクを30秒で飲んで終了。3キロぐらい痩せました。
3ヶ月後、ようやく問い合わせがきて、徐々に集客できるようになりました。そして1年後には、月に10人以上集客できるようになり、本業をやめ、整体院一本で仕事をするようになれました。
まとめ:開業は努力と運
開業は努力と運です。私が軌道に乗れたのは運が良かっただけで、お客さんが一人も来なかった可能性も多いにあります。事実、集客ができずにお金だけがなくなっていく人も周りに沢山いました。
なので開業するのであれば見切り発車で開業せずに、準備をしっかりして開業するのをお勧めします。